レノンのかわら版

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help リーダーに追加 RSS 母 の 入 園 日 記 物語 1

<<   作成日時 : 2008/06/24 11:32   >>

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今年の四月満90歳になった母が、少人数クラスの「デイサービス」へめでたく
(?)入園した。(?)には長いストーリーがある。最近友人もいなくなり、足腰も弱くなった
母はぼんやり一日を過ごす時間が長くなった。そして「つまらない」「淋しい」口から出るこの
言葉が多くなった。少しでも張りが持てたらと「デイサービス」への入園を考えたのだが、何しろ
一人暮らしの特権から自由気ままにやってきた彼女、出かけるときはいつも保護者同伴の彼女が、
そんな規律のある共同生活ができるだろうかと杞憂する。「行動を起こさない事には何も始まらないよ」
主人の勧めもあって、5月の連休に帰省した弟も連れ立って三箇所ばかりを見学させて頂いた。
皆と一緒という安堵感もあってか終始ニコニコ顔の母。なんとか第一段階突破。さて、契約日当日、
最近まで公的機関の介護関係に携わり独立されて間もないバリバリの好青年が家に見えた。
笑顔で迎え挨拶を交わし本題に入った途端、「私は行くつもりは無いです」ときっぱり一言。
なだめすかして、やっと納得。帰っていく彼に手を振って見送る始末。やれやれ第二段階突破。
これでストーリーの説明は終わる。
前日は明日の支度をしたが、ほとんど眠れない一夜だった。一人では行かないと言い張っていた
母だったがお迎えの車が見えたと思ったら度胸を決めたのか、
よそゆきの顔して車に乗り込んだ。所長じきじきのお迎えに恐縮の限り。重ね重ねのお願い。
わざわざ様子を見入ってくれた主人。仕事が手につかない私。時間が経ち、母を乗せた車が着いた。
満面笑みの母が降りる。介護士のお話によると初日なので入浴は控え、午後から大型スーパーに皆と
出かけ、土産を三つ買ったという。一日穏やかに過ごしたとの事。只、疲れているので早く休ませて
あげて下さいとアドバイス。どんな一日を過ごした事やら。今日一日一人でよく頑張ったね!母さん。


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